ニートは努力を嫌うように思います。それは「努力すること=かっこ悪いこと」と公式立てしているからではないでしょうか。汗をながして努力して、その努力が報われないことのかっこ悪さ。このかっこ悪い姿しか、頭に浮かんでこないのではないでしょうか。
けれど人間、かっこ悪いことをたくさんして人生勉強をしていくものなのです。かっこ悪くてもいいじゃないか、ぐらいに思わないと世の中渡っていけません。失敗ばかりを繰り返して周囲を困らせる、それも人間誰でも経験しています。失敗をしない人なんて、この世に存在しないのです。努力しなければ、手に入らないものばかりです。
この「努力すること=かっこ悪いこと」という考えをニートの人は改めなければなりません。昔は、ハングリー精神旺盛な人ばかりでした。何も無い世の中なのですから、自分で作り出さなければ生きていけない状況だったのです。今は豊かになり、ハングリー精神という言葉さえ死語になりつつあります。
「頑張る、努力する」よりも「クールでなんでも出来る」ほうが素敵と見られると思っているようです。ですが、なんでも出来るようになるためには、そのために努力していることを理解しましょう。