ニートは、依存していないと生きて行けません。働いていないのですから、収入があるわけではないので、生活費を親に依存しています。この依存は、親だけならまだしも、自分の問題を社会に依存してしまっている傾向にあります。
「好きな仕事以外はしない」という問題意識を変えようとせずに、「自分が仕事に就けないのは世の中がこんな風だからだ」となってしまいます。職安に行けばよいのに「行ったって、どうせろくな仕事がない」となってしまいます。ニートは自分に対して自信のない人が多いように思います。
「自信があればとっくに就職しているよ」という言い分もあるでしょう。ですが、自信があって働いている人なんてごくわずかです。仕事に就いてからも、常に勉強です。日々培ってきたことが自信につながっていくのです。ニートの人は、まずは失敗を恐れないこと。失敗は、誰だってするものです。ニートの人が職に付きそこで失敗したとしても、どうにかなってしまうものです。
案外世の中、失敗を引きずっているのは自分だけなのかもしれないということを、まずニートの人は知るべきです。