エリートは、頭が良くてなんでも出来て、良い会社と評価されているところに入社できて、会社でも出世コースを歩み、将来は順風満帆、というイメージがあるのは私だけでしょうか。ところがエリートでもニートになってしまうというもったいないケースも多々あるようです。
「小さなころから良い大学に入学するために猛勉強して、東京大学に入学した。けれど、東京大学に入ってしまったら、そのあとの目標が無い」という、いわゆる「燃え尽き症候群」の人はニートになりやすいようです。
エリートコースを歩んできた人は挫折に弱いという話をよく耳にしますが、どうなのでしょうか。私はエリートと言われる人たちでもたくましい人たちが、たくさんいると思います。小さなころから「勉強、勉強」で、塾に行けば偏差値を常に争っている状況に置かれているわけです。実際、神経が太くないと、やってられないでしょ。
そして、良い大学に入ったときにたくましいエリートは「当たり前ジャン。お前たちが遊んでいるときに俺はお前たちの数倍勉強していたんだ」と思うようです。
努力の見返りが、良い大学。
努力あっての結果だということを、ちゃんと知っています。これを見ていると「エリートは挫折に弱いって、うそジャン」と私は思ってしまうのです。エリートでニートになってしまう人は、目標を見失ってしまった人なのでしょう。たくましいエリートは、常に何事にも興味を持ち、また、一から勉強を始めるのです。