頑張って働いている人は、頑張ってお金を稼いでいる人です。「お金、お金」とお金に執着することは、悪いことなのでしょうか。確かに、あまりにもお金に執着をしすぎて、犯罪を犯してはいけません。ただ、お金が無いと生活できないのが現実なのです。
ニートには「夢がない、やりたいことがない」という人たちがなりやすいようです。ようは、「自分の夢を見つけてその夢が叶うようなことをしたい」というわけですよね。雑誌やテレビでは「自分らしく生きる」という見出しが出ていたり「夢を持とう」と学者などが叫んでいたり、「夢がない人はダメな人」といわんばかりです。
こうなってくると、自分に夢が無いことは悪いことで、夢実現に向かって仕事をしないのはいけないことのように思えてしまいます。でも、現実に働いている人たちは、みんながみんな、このような人たちではありません。生活のためにお金が必要だから、やりたくもない仕事をしている人もたくさんいるはずです。それがニートには、受け入れられないようです。ニートは綺麗な言葉でいえば「自分探し」をしている人たちです。