自分の子どもがいい歳になっても仕事もせずに1日中プラプラとしていたら、親としては心配でしょうがないと思います。2005年版の青少年白書でニートの親にアンケートをとったところ「多少、希望している仕事とは違う仕事であっても働いて欲しい」と思っている親は52.6%、「希望の仕事であれば働いて欲しい」と思っている親は23.9%、「本人の選択に任せる」と思っている親は20.9%、「働いても働かなくてもどちらでも良い」と思っている親は0.3%となっています。
「とにかく働いて欲しい」と願っている親は、半数いるわけです。ただ、私がひっかかるのは、「希望の仕事であれば働いて欲しい」というのは、希望の仕事でなければ働かなくても良いとなるのでしょうか。そうなると、働かなくても良いと考えている親が多い気がしてしまいませんか?
ただ、このアンケートには続きがあるようで、90%以上の親が、最終的には仕事について働いて欲しいと願っているようです。当然の結果といえば、当然の結果でしょう。