「ニート」という言葉は、最近になって世間で使われるようになった言葉の一つです。ニートと聞くと「仕事もせずにふらふらとしている人」というイメージが最初に沸いてしまうのは、私だけでしょうか。
国はニート対策として、職業訓練施設などを充実させたりしています。そもそもニートって、どのような人のことをいうのでしょう。ニートという言葉が生まれた国はイギリス、時代はブレア政権のときのようです。そのときの定義としては「就職せず、教育機関にも通うわけでもなく、就労しようと具体的な行動を起こさない15~34歳の結婚していない人」となるようです。
「Not in Employment.Education or Training」を略した造語で、頭文字を取りNEETになります。これから考えると、やっぱりふらふらとしている人のことだと思ってしまいます。ただ、ここで注意しなければならないのは、職業を得るために行動している人はニートではないということです。職安に通ったり、求人情報誌を買って見たりしている人はニートではありません。
更に、学校に通って資格を取ろうとしていたり、アルバイトに専念している人もニートではありません。フリーターとニートの違いは、フリーターはアルバイトだとしても職についていること、ニートはアルバイトさえもしていない人のことになると思いますが、みなさんはいかがでしょうか。